「電源が無い場所に、簡単にネットワークを!」
ポジモは、これまで通信環境の整備が難しかった場所でも、「使いたい時」に「置くだけ」でネットワークを構築できる通信インフラです。 アクセスポイント機能と中継機能を併せ持ち、電源がない場所でも即座にWi-Fi環境を提供します。様々なICTソリューションの活用範囲が大きく拡がります。

ポジモの活用シーン例
ポジモの名称由来
ポジモ (poggimo) という名前は「Power, Portable」「Oggi」「Mobility」に由来する造語です。【ソーラーパネルを使った電源(Power)を、今、今日から(Oggi = イタリア語で今、今日)、運搬できる(Mobilty)ネットワーク。】ポジモにはそんな意味が込められています。
ポジモ誕生の夜明け前
「ネットワークは電力を必要とする。だが、需要がある場所に必ずしも電源があるとは限らない。」
私たち株式会社ネクステックは、ソフトウェア開発を通じて多くのプロジェクトに関わる中で何度も、「電源の壁」に直面しました。とはいえ、ネットワークを活用することは事業活動における生産性や品質の向上に大きく寄与します。そこで、インフラが整備されていない場所があるならば、電源に依存しない無線通信ができるインフラ装置を開発しようと考えたのが、ポジモ誕生の背景でした。
設計思想
ポジモは以下3点を軸に開発が検討されました。
- 通年止まらない発電性能、蓄電性を兼ね揃えること
- 現地の組み立てを必要としないこと
- 自律的に無線中継でネットワーク拡張ができること
加えて屋外利用に必要な耐久性(防塵・防水)、幅広い温度帯で利用できること、持ち運びができるサイズや重量であること、などといったハードウェア設計の課題を解決しつつ、ソーラー電源と蓄電池の選定から消費電力の抑制といった、連続稼働を可能にするための工夫を随所に折りこみ、「電源不要」「設置自在」「広域通信」のポジモが完成しました。
多くの賞を受賞
ポジモはそのコンセプトが評価され、多くの表彰を受けました。
2012年6月 INTEROP Tokyo 2012 Best of Show Award ShowNetデモンストレーション部門ファイナリスト「ベンチャー部門 特別賞」
2012年11月 平成24年度北海道新技術・新製品開発賞ものづくり部門 大賞
2013年6月 INTEROP Tokyo 2013 Best of Show Award ShowNetデモンストレーション部門ファイナリスト
2013年12月 平成25年度北海道新商品トライアル制度 認定商品
2016年 北海道新技術・新製品開発賞ものづくり部門 開発奨励賞
2016年11月 ITU TELECOM WORLD AWARDS Recognition of Excellence
(ITU=国際電気通信連合:国際連合の専門機関)
多種多様な場面で活躍
こうして世に出たポジモはこれまでさまざまな場所・用途で使われてきました。
- ロックフェスや冬祭り、海外旅客船の寄港時のフリーWi-Fiサービスの提供
- ネットワークカメラやセンサーなどのICT機器と接続した課題解決
- 地震発生時の通信インフラ提供
新型ポジモの誕生
そして2025年、ポジモは新しい姿になって皆様のもとへお届けできることになりました。コンセプトはそのままに、新型ポジモは劇的な進化を遂げました。
- より軽く、コンパクトに: 約2kgの軽量化。前モデルよりもコンパクトなサイズに。
- 連続稼働時間の大幅向上: 省電力化により、満充電なら「日照ゼロでも9日間」の連続稼働を実現(従来比+4日)。
- 無線通信、認証の進化: 無線通信ではIEEE802.11n(2.4GHz)に対応し、認証ではPasspoint®やRadSecにも対応。
新たなポジモの可能性
進化したポジモは、社会課題を解決するネットワークインフラとして、あらゆるお悩み事の解決に寄り添える可能性を秘めています。新型ポジモの発売に先駆け、2024年に石狩ひつじ牧場にてネットワークカメラと連動した動体検知の実証実験を行いました。
例えばカメラと連動した獣害対策に、例えばAIと組み合わせて最適な環境構築に、例えばセンシングデバイスを活用した省人化、無人化に。「ネットワークをお客様の思い通りに!」は、株式会社ネクステックの企業理念です。新しいポジモはまさにそれを体現できる製品となっています。
