時間が無い!ご相談と方針

お客様からご相談を頂いたのは、2020年7月27日。

ネット未整備の公民館でWeb講義を開催するにあたり、近隣の協力者のひかり回線を利用して、直線距離で180m離れた公民館に一時利用のインターネット環境を作ることができないか?

次回開催日は5日後とのこと。

通常なら、現地確認とお打合せに伺うところですが、お客様の場所は当社から約150km離れている。しかも開催日が迫っているので時間が無い。コロナ禍も気になる。ということで翌日オンライン会議を行うこととなりました。
場所はそばの名産地

オンライン会議内容(要約)

1.「ポジモ」と資機材の紹介(後述します)
2.5日後のWeb講義概要
・日程:8月1日(土)
・場所:公民館のホール(ホールも特定)
・規模:現地参加者50名程度。Webでも多数参加。
3.Web講義の配信・受信方法と機材の確認
・システムはZoomを使用
・ホールでは、PC数台とタブレット数台を使用する
4.ご協力者の回線と施設の利用について
・設置イメージの確認
・使用許可の確認

使用する機材

第1回でご紹介した「ポジモ」と「ピュアポジモ」とすることにしました。

ポジモは前回、こちらでご紹介しました。設置資材は下記のような「ホームセンター」で入手可能なものです。
設置用の資材

「ピュアポジモ」は「ポジモ」から太陽光パネルと電池を取り外した「軽量コンパクト」なポジモです。モバイルバッテリーまたはUSBアダプタで動作します。
ピュアポジモ

5日後の本番に向けて

オンライン会議後、設置可能場所や電波遮蔽物の無い場所など通信の最適な中継ルートを模索しました。
実際、現場検証なしで使用する機器で話を進めているところもあり不安要素がいくつもありましたが、お客様の日ごろの役割分担と、前向きな気持ちにより「まずは、やってみよう!」となり、あとは現地で調整することとなりました。

落ち着いて、ご要望を整理します。
まずは「無線中継」を実現して、Zoomでの講義に向けて最適化する。これが最優先です。
もしも、タブレットとポジモのWi-Fi接続でロスが出ていたら、迷わずLANケーブルでの引き込みをする。
この二つですね。「まずは、やってみよう!」

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