無線LANによる圃場センサーのデータ収集(T-SALファーム)

株式会社アイエスビー東北は、東北スマートアグリカルチャーラボ(T-SAL)ファームで、自社開発の包括営農支援システム(PAS)を稼働させている。同システムでは、圃場の日照、大気温度/湿度、土中温度/水分量のデータを取得し、クラウドに転送することで圃場の気象データを蓄積している。この、センサーノードのデータ収集にポジモを活用した(2014年9月実施)。

目的

  1. アイエスビー東北製のセンサーとポジモの接続性、安定性を検証する。
  2. 農場での使用が簡便であるかどうかを検証する。

効果

  1. センサーノードと問題なく接続でき、安定してデータを収集することができた。
  2. 場所を簡便に移動でき、農作業の邪魔にならずに設置することができた。

システム

ポイント

  1. センサーノードから2台のポジモを中継し、事務所のインターネットまでを接続する。

ポジモ使用状況

  1. 台数:2台
  2. メッシュリンク距離:約50m(設置場所の都合による)
  3. 屋外無線LAN(WiFi)エリア:設置場所から半径約100mのエリア

ポジモ他使用機材

  1. センサーノード:アイエスビー東北社

構成図

営農包括支援システム概要

営農包括支援システム概要

写真

センサーノード

PAS センサーノード

ポジモとセンサーノード

ポジモとセンサーノード

関連ページ